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2014年2月16日日曜日

Xubuntu 10.04 Buffalo WLI-UC-GNM で無線LAN!

参考サイト:
Debian wheezyでBuffaloのWLI-UC-GNMを使う
http://dogwood.skr.jp/blog/2013/06/46/#comment-40

タイトルそのまんまです。

さて Xubuntu 11.10 を使っていた自分としては ndiswrapper を使って Windows 用ドライバをロードさせれば使えるだろうとまず思ったわけですが、結論を言うとダメでした。
そこで ndiswrapper を諦めて Linux 用ドライバを使ってみることにしました。
上のサイトを参考に自分がやった手順を書いておきます。

1.ドライバのダウンロード
http://www.mediatek.com/_en/07_downloads/01_windows.php?sn=501
から RT8070 /RT3070 /RT3370 /RT3572 /RT5370 /RT5372 /RT5572 USB USB をクリックする。飛んだページの下の方にある名前とメールアドレスの記入欄にそれっぽいものを入力して Submit を押してダウンロードする。
ホームフォルダに解凍しておく。

2.ドライバのファイルを修正する
このままでは使えないそうなので修正します。
コンソールを起動して、Vimとかを使って修正していきます。まず解凍したフォルダに移動する。

$cd ~/DPO_RT5572_LinuxSTA_2.6.1.3_20121022/
※フォルダの名称は解凍したフォルダのものに合わせてください。自分の環境ではこれでした。

ファイルマネージャー上でも作業することができますが、
ここでは、ファイルマネージャーを起動させないで作業していきます。

まず os/linux/config.mk を編集します。
$vim $(pwd)/os/linux/config.mk
※leafpad 等で編集しても構いません。

26行目あたりの
HAS_WPA_SUPPLICANT=n を HAS_WPA_SUPPLICANT=y

35行目あたりの
HAS_NATIVE_WPA_SUPPLICANT_SUPPORT=n を
HAS_NATIVE_WPA_SUPPLICANT_SUPPORT=y にします。

次に common/rtusb_dev_id.c を編集します。
$vim $(pwd)/common/rtusb_dev_id.c

102行目あたりに赤字の内容を加えます。

    {USB_DEVICE(0x1737,0x0071)}, /* Linksys WUSB600N */
    {USB_DEVICE(0x0411,0x00e8)}, /* Buffalo WLI-UC-G300N*/
    {USB_DEVICE(0x0411,0x01A2)}, /* Buffalo WLI-UC-GNM */
    {USB_DEVICE(0x050d,0x815c)}, /* Belkin F5D8053 */
    {USB_DEVICE(0x100D,0x9031)}, /* Motorola 2770 */
    {USB_DEVICE(0x0DB0,0x6899)},
#endif /* RT2870*/


最後に Makefile です。
$vim $(pwd)/Makefile

368行目あたりに赤字の内容を加えます。

endif
else   
ifeq ($(RT28xx_MODE),APSTA)
#    cp -f $(RT28xx_DIR)/os/linux/rt$(MODULE)apsta.o /tftpboot
ifeq ($(OSABL),YES)
    cp -f $(RT28xx_DIR)/os/linux/rtutil$(MODULE)apsta.o /tftpboot
    cp -f $(RT28xx_DIR)/os/linux/rtnet$(MODULE)apsta.o /tftpboot
endif
else

2.コンパイルしてみる
$sudo make

この時

make: *** ターゲット `modules' を make するルールがありません.  中止.

このようなエラーが出てコンパイルができないときはもう一度作業ディレクトリにcd でちゃんとと移動しているかなどを確認してもう一度試してみましょう。もしそれでもダメだったときは、 
こちらへどうぞ

インストールする
$sudo make install
3.使えるようにする
あとは参考にしたサイトにある通りやるだけです(サイトでは無線LAN設定 の WPA-PSK and WPA-PSK2に書いてあるもの)
$sudo vim /etc/network/interfaces

もともと何か書いてあるかもしれないが、その下にこう書く
auto wlan0
iface wlan0 inet dhcp
    wpa-conf etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

つぎに
$sudo wpa-passphrase SSID PSK > /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
$sudo vim /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

何か書いていますが、これは消して、こう書きます。青字のところには指示してある通りの内容を書き込みます。
network={
    proto=WPA
    key-mgmt=WPA-PSK
    pairwise=CCMP
    ssid="接続するアクセスポイントのSSID"
    psk=接続するアクセスポイントのセキュリティキー
}


4.使ってみる
再起動すると無線が有効になります。


5.最後に
上手くいく保証はありません
これはあくまで自分での例です。上手くいかなかった時は上の参考サイトに行くことをおすすめします。

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